ルアンパバーンひとり旅でラオスの伝統舞踊「パーラックパーラム」を見学してきました!
せっかくだからラオスの伝統を知りたい
ルアンパバーンでエンタメも楽しみたい
日本では見れないラオスならではの伝統舞踊を楽しみたい
【ルアンパバーン】パーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)って何?
パーラックパーラムは、ラオスの伝統的舞踊です。
パーラックパーラムは、ラオス文化の重要な一部を担う伝統芸であり、特別な行事の日やラオスのお正月などにも野外で披露される特別なショーです。内容は、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」を元に、ラオス独自の「ラーマーヤナ」やタイの「ラーマキエン」をダンサーが踊る演目で、ラオス政府が運営しているルアンパバーンの国立博物館の敷地内にある王宮舞踊劇場では、伝統的な楽器を使った生演奏に合わせて週4回(月曜・水曜・金曜・土曜日のみ)公演が行われています。
【ルアンパバーン】パーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)の開催場所は?
住所:27 Ounheun Rd, Luang Prabang, Laos
【ルアンパバーン】パーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)の開催時間とチケット代
開催時間:週4回(月曜・水曜・金曜・土曜日のみ)18:00から入場開始、約1時間程度の演目です。
チケット代:100,000~200,000キープ
※座席によって値段が異なります。チケット購入時に座席の指定可能です。
【ルアンパバーン】パーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)はどうやって見学するの?
入場開始までにチケットを購入して、入場開始したら劇場に入り着席します。
チケットの買い方と着席までの体験談!
チケットはルアンパバーン国立博物館の敷地内にある王宮舞踊劇場で購入します。鑑賞するのも同じ場所です。
私はルアンパバーン国立博物館の見学の途中で購入しました。そのため、メインストリートに面している、ルアンパバーン国立博物館の正面から入った入場チケット売り場で国立博物館の見学用のチケットを購入してから、パーラックパーラムが行われる王宮舞踊劇場に行き、パーラックパーラム鑑賞用のチケットを買いました。
ルアンパバーン国立博物館の見学はしないという人は、ルアンパバーン国立博物館が閉館する16時以降に購入するか、ルアンパバーン国立博物館とワット・マイの間にある細めの道の入り口(メインストリートに面した入場門でない入り口)から入って、パーラックパーラムのチケットだけ買うことも可能です。
ただ、ルアンパバーン国立博物館は見て損はないと思うので、ルアンパバーン国立博物館見学の時についでにパーラックパーラムの鑑賞チケットを買うのが良いと思います。
王宮舞踊劇場に行くと、チケットカウンターがあるのでそこでチケットを買います。
私が購入したときは、優しい英語が堪能なおじさんでした。チケットは100,000、150,000、200,000 キープと分かれていたので、「100,000キープの席はよくないの?」と聞くと、「悪いわけじゃないけど、舞台と遠いから見ずらいよ」と教えてくれました。
なので150,000キープで、一番前列の座席をまずは自分で座席表を指さし選ぶと、「こっちの方が前列に予約がないから見やすいよ」といい席を教えてくれたので、「じゃ、そこで!」と言い、150,000キープをはらいました。
お金を払うと選択した座席が書かれたチケットをもらえます。こちらは王宮舞踊劇場に入る際に必要なので、絶対に無くさないようにします。
そのあとは、ルアンパバーン国立博物館やルアンパバーン市内を観光し、17時半ごろ王宮舞踊劇場に戻ってきました。
中に入ろうとすると、先ほどチケットを買った受付にはおばさんが座っており、中を指さし「OK?」と入っていいか聞いてみると、「時間にならないと入れないよ」と教えてくれたので、18時ちょっと前ぐらいまで入り口で待機。その間、続々と鑑賞する人が集まってきました。
時間が近づくと、階段を登り会場に入っていきます。会場に入る時には、チケットを係の人に見せます。会場はちょっとしたホテルの宴会場ぐらいな広さです。
開場して人が入ってくると徐に楽器の生演奏が始まります。
【ルアンパバーン】パーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)のルール、注意点
服装
ドレスコードは特にありません。会場内もクーラーがガンガン効いているわけではないですが、夜なので半袖やちょっと羽織るものがあると安心です。
座席
座席はランクによって位置が分かれています。私は2つ目のランクの席「D」にしました。A ,B,Cの席は前から3列目までで席がちょっと広くでD以降より若干背が低めです。
D以降は全て同じ高さの席なので、私のように背が低い人はDもしくはAの席をとった方がいいと思います。今回私はDでしたが幸い前列に人がいなかったため問題なく鑑賞できました。ただ、見にきているのはほとんどが欧米の人でめちゃでかい(笑)ので、仮に前列に人が座っていたらだいぶ見辛かっただろうなぁと思います。
内容
演目の内容の説明は舞踊が始まる前に英語であります。ただ結構、訛りの強い英語なので私は何を言っているかはわかりませんでした…笑
演目の内容が分からなくても、踊りや装飾・音楽の美しさを十分楽しめますが、やっぱり内容はわかったほうがいいですよね。内容をある程度知っておきたいという人は、チケットが売られていたカウンターに入場開始の頃の時間になると、演目の内容が書かれた紙が置かれているので(英語ですが)そちらを読んでみるのも良いかと!
私はGooglepixel(スマホ)の翻訳機能を使ってどうにか読みました!ある程度、内容がわかっていると「今、これをしているんだ!こういう表現ねぇ〜」っとなんとなく何をしているかわかるので「???」となるよりは演目を楽しめるかと思います。
【ルアンパバーン】パーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)を見学してきました!
女性の繊細な手と指の動きが美しく、男性のユーモラスで大胆な動きが見応えあり!
口コミなどで、そんなに期待しない方がいいと書かれていたので、「まぁせっかくだし、経験!」と思い見学したのですが、意外と面白かったです(笑)
女性のダンサーは美女が多く、キラキラの装飾が綺麗な衣装を着ていてめちゃくちゃ可愛い!美女の微笑みに気を取られがちですが、女性のゆったりとした動きは「手どうなってんの?」と思うほど複雑な手と指の動きをしています。
女性のおっとりとした雅やかな動きとは反対に、男性はダイナミックな踊りをします。これがなんとなく歌舞伎の見栄を切っている感じによく似ていて、私は一人でニヤニヤしてしました。
ザ!伝統舞踊という感じで、常に集中してドキドキワクワクじっくり見るというよりは、「なるほどね〜このストーリーをこういう風に表現するのねぇ〜」とライトな感じで見るような感じです。(私はね!)
【ルアンパバーン】繊細さと大胆さがあるパーラックパーラム(ラオス伝統舞踊)は一見の価値あり!
近代的なパフォーマンスではないですが、異国で現地の文化に触れられる貴重な体験だと思います。私は行く国で伝統的な演目を見学するようにしていますが、やっぱりどの国にも個性があってこの国ならではの文化を感じられるのでとても良い思い出になります。
鑑賞後は目の前にナイトマーケットがあるのでお買い物や食事を楽しむこともできるので、興味があればぜひ体験してみてくださいね!