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【クアラルンプール】バトゥ洞窟の行き方は?営業時間と服装、所要時間

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Toiro
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世界17カ国をひとり旅したToiro / といろです!私のプロフィールはこちらから
カラフルで可愛いマレーシア・クアラルンプールの観光スポット「バトゥ洞窟(バトゥケイブ)」に行ってきました!
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【クアラルンプール】バトゥ洞窟ってどんなところ?歴史や詳細

多くの観光客を魅了するヒンドゥー教の聖地


バトゥ洞窟は、マレーシア・クアラルンプール近郊に位置するヒンドゥー教の重要な聖地です。この寺院は19世紀後半に開設され、現在ではマレーシア国内外の信者や観光客を魅了するスポットとなっています。

特に毎年1月下旬から2月上旬に行われる「タイプーサム」という祭りの際には、多くの信者が巡礼に訪れます。この祭りでは信者たちがプージャ(礼拝)を捧げ、ムルガン神への感謝と祈りを行います。ヒンドゥー教文化にとってバトゥ洞窟は、信仰と歴史の結びつきを感じられる貴重な場所なのです。

洞窟の形成と自然の神秘


バトゥ洞窟は約4億年前に形成された石灰岩の鍾乳洞で、自然の神秘を感じられる場所でもあります。洞窟内は天井が100m近い高さまで広がり、自然が時間をかけて作り上げた独特の景観を楽しむことができます。その巨大な空間にはヒンドゥー教の神殿が建てられ、祈りの場と自然が調和しているのが特徴です。鍾乳石が美しく輝く様子や静寂の中で聞こえる自然音は、観光だけでなく心を癒やす特別な体験を与えてくれるでしょう。

洞窟内部では、自然が創り出した無数の鍾乳石や岩の造形を見ることができ、神秘的な雰囲気が漂います。洞窟内は薄暗いながらも所々に光が差し込み、その風景が幻想的な空間を演出しています。幻想的な光景は写真撮影にも最適で、訪問者の心を癒す自然の芸術そのものです。

【クアラルンプール】バトゥ洞窟の見どころ

カラフルな階段


バトゥ洞窟の象徴的な存在として知られているのが、272段にわたるカラフルな階段です。

2018年に鮮やかな色彩で塗装され、インスタ映えするスポットとして一躍有名になりました。このカラフルな階段は、訪問者にさらに神聖な雰囲気を感じさせるよう意図されています。色のグラデーションは文化的な意味を持ち、ヒンドゥー教の神話や寺院の壮麗さも表現しているといわれています。

階段を登る距離は決して短くありませんが、上るごとに美しい景色が広がり、到着した先に待つ洞窟神殿の荘厳さは格別です。

巨大なムルガン像の魅力

バトゥ洞窟の入り口でまず目を引くのが、高さ43メートルにも及ぶ壮大なムルガン像です。この像は、ヒンドゥー教における軍神ムルガンを表しており、信仰を象徴する重要なランドマークとなっています。

金色に輝く姿はまさに圧巻で、300リットル以上の金塗料が使用されているとされています。ムルガン像の大きさだけでなく、その精密なデザインや背後にそびえる洞窟とのコントラストも魅力の一つです。この像はクアラルンプールで最も写真を撮られるスポットの一つであり、多くの観光客にとっても訪問のハイライトとなっています。

自然と宗教の共存する景観

洞窟全体がヒンドゥー教の聖地として利用されている一方で、周囲には豊かな自然が広がっています。洞窟内外で見られる動植物や鍾乳洞の自然の造形と、信仰の象徴である神殿やムルガン像とが対比され、唯一無二の景観を生み出しています。また、洞窟周辺に住む野生の猿たちが訪問者を出迎え、そのコミカルな存在が訪問体験をさらに個性的なものにします。

【クアラルンプール】バトゥ洞窟の場所・アクセス方法・料金などの基本情報


住所:Gombak, 68100 Batu Caves, Selangor
見学可能時間:8:00〜19:00
入場料:無料

【クアラルンプール】バトゥ洞窟の行き方


バトゥ洞窟はクアラルンプールから電車で約30分〜1時間ほどと、アクセスしやすい立地にある観光地です。KTMコミューターのセレンバン・ラインを利用してBatu Caves駅で下車すれば、駅から徒歩5分で到着できます。また、バスやタクシー(Grab)も利用可能です。

Toiro
Toiro
私はホテルの近くの駅「KLCC駅」から電車に乗り、「KL Sentral駅」で乗り換えて「Batu Caves駅」で下車しました。

【クアラルンプール】バトゥ洞窟おすすめの訪問時期と時間帯

バトゥ洞窟は一年を通じて訪れることが可能ですが、乾季にあたる5月から9月は湿度が比較的低く、天候が安定しているためおすすめの時期といえます。また、混雑を避けてゆっくり観光を楽しむには、朝の早い時間帯を選ぶのがおすすめです。

洞窟は毎日8:00から19:00まで開いており、特に午前中の涼しい時間や夕方が観光に最適です。

一方、毎年1月下旬から2月上旬に開催される「タイプーサム」というヒンドゥー教の祭りの時期は、多くの参拝者と観光客が集まるため、独特の雰囲気を体感できるタイミングとなっています。

【クアラルンプール】バトゥ洞窟を観光する時の注意点

服装や持ち物の注意点

バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地であるため、訪問時には服装に注意が必要です。肌の露出を避け、肩や膝を覆う服装を選びましょう。短パンを履いて行ってしまった場合は、バドゥ洞窟へと登る階段の入り口で腰巻きを借りることができますが、暑いし動きづらいのでおすすめはしません!

ちなみに私はこんな感じの服装で行きましたが、注意はされませんでした。

また、暑さが厳しいマレーシアでは、帽子や日傘、日焼け止めが必需品となります。洞窟内は湿気が多かったり足場が滑りやすい場合があるので、履き慣れた滑りにくい靴を用意すると安心です。

飲み物を持参してこまめに水分補給を心がけることも大切です。荷物は小さくまとめ、野生の猿への対策も考慮して、食べ物を外から持ち込むのは避けるのが得策です。

お猿さんにも要注意!


バトゥ洞窟周辺には野生の猿が多く生息しており、観光客が持つ食べ物や小物を狙ってくることがあります。

Toiro
Toiro
バドゥ洞窟ではないのですが、私は以前バリ島のお猿さんがたくさんいる場所に黄色い小さいポシェットを持って行ったことがあります。それをバナナだと勘違いしたお猿さんたちにしつこく追いかけ回された経験があるので、お猿さんがいる場所には黄色いものは持って行かないようにしています。

食べ物だけではなくカメラやサングラスなどにも興味を示す可能性があるので不用意に見せない方がベターです。猿が近寄ってきても驚かず、冷静に距離をとりましょう。刺激しないことがポイントです。

ちょっと不安を煽るようなことを書いてしまいましたが、実際にバドゥ洞窟付近にいるお猿さんたちは人慣れしていることもあり、とっても大人しく、人間を追いかけ回す姿は私は見かけませんでした。

あんまり近づきすぎたり、こっちからちょっかいを出すと、やんわり威嚇されますが、基本人間のことなんてお構いなしにのんびり過ごしているので、彼らの邪魔をしないように観光するのがポイントです。

【クアラルンプール】バトゥ洞窟へ実際に行ってみた感想


まず圧倒されたのが、この世にある全ての色を使っているんじゃないかってぐらいカラフルで鮮やかな装飾です。バドゥ洞窟に入るまでは至る所にポップな色彩のガネーシャとか孔雀など色々なカラフルな装飾があり賑やかで明るい楽しい雰囲気を感じました。

しかし、いざバドゥ洞窟の中に足を踏み入れると雰囲気はガラッと変わります。カラフルな装飾が至る所にあるのは変わらないのですが、ロウソクの明かりとか、お経を唱える声とか、厳かな空気に包まれ神秘的な体験ができました。

クアラルンプールの中心地からはちょこっと離れているのですが、この雰囲気だったり色彩や空気感はなかなか日本では経験できないので、一件の価値は大いにあるかと思います!

映えだけじゃない!文化や自然を学ぶここにしかない空間を体験できる【クアラルンプール】バトゥ洞窟


バトゥ洞窟は、カラフルに彩られた272段の階段はSNS映えする人気の撮影ポイントとして有名ですが、実際に行ってみると映えだけではなく、その壮大さと神聖な雰囲気に圧巻されます。

特に、洞窟内に広がる幻想的な景観や神殿の神秘的な雰囲気は、日常生活から遠ざかった特別な体験を提供してくれます。また、宗教的な行事や儀式を見ることで、異文化の深さや祈りの力を実感することができます。

クアラルンプールを訪れる際にはぜひプランに入れてみてはいかがでしょうか?