クアラルンプールから日帰りで行ける世界遺産の街「マラッカ」に行ってきました♪
クアラルンプールの観光スポットが知りたい
クアラルンプール旅行でマラッカに行ってみたい
クアラルンプールで文化に触れる観光がしたい
クアラルンプールから日帰りで行ける世界遺産!マラッカってどんなところ?
かつて国際貿易港として栄えたマレーシアの古都「マラッカ」は、2008年に「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界文化遺産に登録された、世界遺産の街です。
ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地だったこともありヨーロッパの影響を受けたマレーシアならではの雰囲気が感じられゆったり街歩きを楽しむのに最適な観光スポットです。
クアラルンプールからマラッカへのアクセス
クアラルンプールからマラッカまでの距離は約150kmで、交通手段による所要時間や料金はそれぞれ異なります。バス利用では約2時間半、料金は11〜17RM。Grabやタクシーを活用すると、所要時間は約2時間ほど、料金は200〜300RM程度が目安です。鉄道を利用した場合、タンピン駅まで約2時間半、その後の移動を含めると総合的に3〜4時間はかかります。予算とスケジュールに応じて最適な手段を選ぶことが旅の満足度を高めるポイントです。
高速バスを利用する方法
クアラルンプールからマラッカへアクセスする際、最も人気で便利なのが高速バスの利用です。バスは「Terminal Bersepadu Selatan(TBS)」という大型ターミナルから出発します。このターミナルはクアラルンプール中心地から電車を利用して簡単にアクセス可能で、「Bandar Tasik Selatan」駅に直結しています。バスの所要時間は約2時間半で、料金は11〜17RM(約370円〜570円)と非常にリーズナブルです。また、1日を通して15〜30分間隔で運行しているため、旅行計画に柔軟性を持たせることが可能です。
マラッカ行きの高速バスの乗り方
クアラルンプールからマラッカ行きの高速バスはTerminal Bersepadu Selatan (TBS)から出発しています。
私は現地でチケットを購入したのですが、どうやらネットでも購入できるらしいです。チケットのオンライン予約用サイト

出発の30分前ぐらいになったら、ロビーの階に行くためのカウンターに行き、チケットを見せてロビーに向かいます。
ロビーには硬い椅子がズラーっと並んでいて自分の乗るバスのゲート前で待機ができます。時間になったらアナウンスがあるのでバスに乗り込みます。
高速バスなので大きな荷物も入れられます。
バスの中はこんな感じ。
思っていたより(笑)綺麗な車内で快適でした!
ちなみに、バスターミナルにはフードコートがあるので、移動の前に腹ごしらえをすることも可能ですよ♪
私もヌードルをいただきました!美味しかった♪
鉄道やタクシーを使う場合
鉄道を利用する場合、マレー鉄道で「タンピン駅」まで行き、そこからタクシーやバスでマラッカ市内に移動する必要があります。しかし、鉄道は本数が少ない上に、途中で乗り換えも必要となるため、あまり効率的とは言えません。一方、タクシーを利用すればドア・ツー・ドアでストレスなく移動可能です。クアラルンプールからのタクシー料金相場は片道250〜300リンギ(約7,500円〜9,000円)程度ですが、祝祭日や深夜、悪天候時には追加料金が発生する場合もあります。旅のスケジュールや予算に応じて選択するとよいでしょう。
Grabや配車サービスの活用
近年ではGrabなどの配車サービスを利用してマラッカへ移動する観光客も増えています。Grabは料金が明確で事前にアプリ上で確認できるため、追加料金の心配が少なく使いやすい特徴があります。タクシーよりも若干料金が安くなることが多く、クアラルンプール市内からマラッカまでの旅費は200〜250リンギ(約6,000円〜7,500円)程度が目安です。また、サービスの利用はアプリ一つで完結するので、空港や市内からの移動などでも便利です。
クアラルンプールから日帰り♪マラッカのおすすめ観光スポット
マラッカはクアラルンプールから日帰りで行くことのできる、世界遺産の街です。日帰りで行けるといっても、高速バスで片道2時間かかる道のり。事前に行きたい場所をリストアップして効率的なスケジュール設定をすることが必須です!特にバスの時間によって現地での滞在時間が大きく左右されるので、出発は朝いちがますと!
主要スポット(オランダ広場、ジョンカーストリート、セントポールの丘など)を事前にリストアップし、移動ルートを決めておくとスムーズに楽しめます。一方で、移動の合間に食事や休憩時間を組み込むことも大切です。帰りのバスやタクシーの時間も事前に確認・予約しておくと、帰路でのストレスを軽減できますよ!
ここからは、ガイドブックなどでよく取り上げられているマラッカのおすすめ観光スポットを紹介します♪
オランダ広場とスタダイス
マラッカを訪れるならまず外せないのが、オランダ広場とスタダイスです。このエリアは「赤の広場」とも言われ、美しい赤茶色の建物が特徴的です。スタダイスは、オランダ統治時代に建てられた市庁舎で、現在は歴史博物館として活用されています。マラッカの歴史的背景を学びつつ、建築の美しさを堪能できるスポットです。
セントポール教会と丘からの眺め、ファモサ要塞跡
オランダ広場から少し歩いて登ると、美しい眺望が楽しめるセントポールの丘があります。丘の上には旧セント・ポール教会の遺跡があり、ここからマラッカ全体を見渡すことができます。
このセントポール教会は、日本人なら誰でも知っている、あの「フランシスコ・ザビエル」と縁深いカトリック教会です。なんとここ、ザビエルの遺体が約9ヶ月間安置されていた場所なんです!ザビエルはこの地より日本・中国へ出発、鹿児島から日本へと上陸し、2年の間に日本に滞在しました。その後、1552年に中国広東で亡くなりましたが、遺体この地に安置されたそうです。1953年にはザビエルの銅像が建てられ、現在も丘の上からマラッカを見守っています。
セントポール教会は現在、人の手が入らない時期が長かったこともあり、建物は古く朽ち果て、かろうじて外壁を残している、ちょっと悲しげでな風貌。しかし、支配する国により運命を変えたこの教会は、マラッカが辿った複雑な歴史を物語る遺構であり、マラッカの象徴ともいえます。
また、丘のふもとにはファモサ要塞跡があり、ポルトガル時代の遺産として観光客に人気です。歴史好きにはたまらないエリアです。
ジョンカーストリートの散策
ジョンカーストリートは、マラッカの観光名所として有名な通りの一つで、特にナイトマーケットが有名です。この通りでは地元のグルメや屋台料理を楽しめるほか、土産物や骨董品店も多数あります。クアラルンプールとは異なる雰囲気を味わえるため、多くの旅行者が散策を楽しみに訪れます。
マラッカ川クルーズ
時間に余裕があって、なおかつリラックスした時間を過ごしたいなら、マラッカ川クルーズがおすすめです。
クルーズは昼夜を問わず運行しており、特に夜間はライトアップされた街並みが幻想的です。クルーズ中は、歴史的建造物や壁画を川から眺めることができ、マラッカの文化と芸術を感じることができる貴重な体験です。
サンチャゴ砦近とその周辺
サンチャゴ砦は、かつてのポルトガル要塞の一部であり、マラッカのシンボルとも言える観光スポットです。このエリア周辺には、オランダ時代やマレー文化を象徴する歴史的建造物が点在しています。歴史を感じながら散策するのに最適なエリアで、撮影スポットとしても人気です。
クアラルンプールから日帰り!滞在4時間マラッカを効率的に回るモデルコース
ここからは実際に私が4時間のマラッカ観光で巡ったモデルコースをご紹介します♪
13時:オランダ広場 / ムラカ(マラッカ)・キリスト教会からスタート♪
教会の雰囲気が大好きな私は、ムラカ(マラッカ)・キリスト教会の中もしっかり見学しました!厳かな雰囲気が心地よい♪
営業時間:9:00~16:30、日曜日のみ8:30~13:00(礼拝などで入場できない場合もあり)
料金:なし
オランダ広場にある階段を登ってセントポール教会へ!
営業時間:なし
定休日:なし
料金:なし
ここから見える景色がとっても綺麗♪
ここら辺にはお店もたくさんあって、看板にゃんこなのか気持ちよさそうにお土産の上でお昼寝してました笑
砦の上にはセント・ポール丘が広がり、世界三大夕日と語られる美しい夕焼けが見れるとか…私はスケジュール的に断念。当時、使われていた大砲が残っていました。
営業時間:なし
定休日:なし
料金:なし
ヨーロッパの雰囲気が漂う街並みを楽しみながらお散歩♪
「ババ」と「ニョニャ」は、マレーシアやシンガポールで15世紀以降に生まれたプラナカンの男性と女性の呼び名です。プラナカンとは「その土地で生まれた子」を意味し、中国系移民の子孫を指しています。
ここ「ババ・ニョニャヘリテージ博物館」では1896年に建てられたプラナカンの邸宅をそのまま利用した博物館で、部屋の間取りや重厚な調度品、細部にまで施された彫刻や象嵌装飾など、独自の生活文化を知ることができ博物館です。
写真撮影はNGなので中の様子をお伝えできないのが残念なのですが、インテリアがめちゃくちゃ可愛くて、お部屋作りにこだわりを持っている女子にはおすすめスポットです!
色使いとか、装飾の感じとかめちゃくちゃ参考になります♪
入場料:
大人 / 18リンギット、 ガイド付きツアーは入場料とは別に1人4リンギットでリクエスト可
営業時間:10時~16時15分
定休日:月曜
公式サイト:http://babanyonyamuseum.com/
たくさん歩いてちょっと小腹が減ったので早めのディナー♪とっても雰囲気の良い「The Baboon House」レストランでバーガーをいただきました♪
店内はマラッカの雰囲気にとてもマッチしているエキゾチックな雰囲気!
ハーブ入りのジュースも美味しかった♪
外観はこんな感じ!
営業時間:10時00分~17時00分(火曜定休)
マラッカはプラナカンの歴史を感じる伝統的な雰囲気を楽しめる世界遺産の街なのですが、
それと同時に現代的な可愛い壁アートも楽しめる街並みがうまく調和していて色々な表情を見られる街歩きが楽しい街でした。
ちなみに!マラッカの観光地はバスターミナルまでは歩くと約50分、タクシーだと約20分ほどとちょっと遠めなので、バスを事前に予約している場合は帰りの時間も要注意!
短い滞在でしたがクアラルンプールとは雰囲気の違う、色々な文化が混ざったマラッカならではの美しい街並みや雰囲気を楽しむことができました♪帰りのバスも長いので、食事をしてお水を買ってバスに乗るのがおすすめです!
クアラルンプールからマラッカの日帰り旅行を楽しむためのポイント
マラッカ観光であると便利なアイテム
帽子やサングラスなどの日除
マレーシアは日差しが強いので日除アイテムがあると便利です。
日焼け止め
散策中は汗をかくので、塗り直せるように持っておくと安心です。
飲み物
観光スポットには私が見る限りコンビニなどが少なかったので、クアラルンプールのバスターミナルか、マラッカの長距離バスの到着ターミナル「マラッカセントラル」でお水を調達しておくのがベター。
折り畳み傘
突然の雨に備えて念の為!雨晴れ兼用だと直良!
スマホバッテリー
日帰りのマラッカ観光は時間との勝負なので、ゆっくりカフェで充電している時間はもったいない!充電バッテリーを持っておけば観光中でも充電できて助かる♪
スマホアプリ「Grab」
「Grab」は東南アジア最大の配車サービスです。言葉に不安があっても、アプリで簡単にタクシーを呼ぶことができるのでコミュニケーションを取らなくて良いのでストレスフリー!料金も明確だし、カードを登録しておけば、その場でのお金のやり取りも必要ないので楽ちんです!
SIMかポケットWi-Fi
マラッカ旅行に限りませんが、旅行中にネットが使えないのはかなり辛い…常にネットが使えるようにSIMかポケットWi-Fを用意しておくのが便利です。
私は最近はSIMを空港で入れてしまうことが多いのですが、SIMはちょっと怖いなぁという人は出国する空港で借りれて、帰国した空港で返せるグローバルWiFiがおすすめです!
私もSIMが良くなさそうな国ではグローバルWiFiをいつも持っていっています。
とはいえ、マレーシアはSIMも全く問題ないので、クアラルンプール空港に着き次第、SIMをゲットしちゃうのが良いかなぁと思います。
短時間での観光の優先順位
日帰り旅行では時間が限られているため、観光する場所の優先順位をつけることが重要です。まずは、マラッカのシンボルであるオランダ広場を訪れるのがおすすめです。その後、スタダイスやセントポールの丘、ファモサ要塞跡といった主要な歴史的なスポットを巡りましょう。昼食は、ジョンカーストリート周辺でマラッカ名物のチキンライスボールやニョニャ料理を楽しんでみるのもおすすめ。午後にはジョンカーストリートの散策やマラッカ川クルーズを検討してもいいでしょう。時間があまりない場合は、オランダ広場やジョンカーストリート周辺に観光地が集まっているため、このエリアを中心に回るのも効率的です。
【クアラルンプールからマラッカ】日帰りでも高速バスを使って十分満喫!
クアラルンプールからマラッカまでは片道2時間とちょっと遠い道のりではありますが、高速バスはクーラーが付いていたたし乗り心地もよかったので、女性一人でも安心して利用することができました!
マラッカの街並みは女子旅にはぴったりの可愛くて情緒がある街歩きが楽しい街並み!クアラルンプールとはまだ違った雰囲気を楽しめるのでただ歩いているだけでもカメラに収めたくなる景色に何度も出会えました。
クアラルンプールからは少し遠いのですが、高速バスを使って日帰りで行く価値はあると多いますよ♪