ラオス

【世界遺産の街】ルアンパバーン観光なら寺院巡り!レンタルサイクルで回るのもおすすめ

Toiro
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世界17カ国をひとり旅したToiro / といろです!私のプロフィールはこちらから
ルアンパバーンへおひとり女子旅してきました♪お寺がとっても可愛くて見どころ満載だったのでシェアします!
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ルアンパバーン旅行に行く
ルアンパバーンの観光スポットが知りたい
ルアンパバーンで寺院巡りをしたい
ルアンパバーンのお寺それぞれの特徴が知りらい
ルアンパバーンの寺院巡りでの注意点が知りたい

ルアンパバーン観光なら寺院(お寺)巡りは外せない!

ラオス北部に位置する古都「ルアンパバーン」。その観光のメインは寺院巡りといっても過言ではありません!歴史のある街で、ラオスならではの様式で作られた個性豊かな寺院はどれも魅力的で、まるで美術館巡りをしているかのような気分で楽しめます。

ルアンパバーン観光の寺院(お寺)巡りでの注意点

ルアンパバーンの公式観光サイトでは、寺院観光の際の注意点が以下のように記載されています。
ノースリーブやひざ上丈の短パン、ミニスカートでは入場不可
本堂では帽子、靴を脱ぐこと
女性が僧侶に触れることは禁止

Toiro
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お坊さんに触ることなんてなくない?って思ったんですけど、触る人もいるんですかね?

私的に注意した方がいいと思ったのが営業時間です。どれも結構バラバラなので、自分の行きたい寺院が何時から何時までなら開いているのが事前にチェックするのがおすすめです。

私ルアンパバーン観光で巡った6つの主要な寺院(お寺)

私が巡った、ガイドブックなどでも取り上げられている主要な寺院はこの6つ!

1.ワット・マイ
2.ワット・セーン(セーンスッカラム)
3.ワット・シェントーン
4.ワット・ヴィスンナラート
5.ワット・パーポンパオ
6.ワット・マノーロム

私は1日に全て回ったのではなく、何日かに分けて回りました。

Toiro
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ルアンパバーンは小さな街なので、1日でたくさん巡れました!

ガイドブックに載っている有名なお寺は上記ですが、ルアンパバーンは街中に約40もの寺院があるので、フラフラと歩いていると素敵なお寺と巡り合います。私も上記以外にもたままた通った道で見つけた可愛いお寺にふらっと入って見学させてもらいました。

ちなみにこんな感じで分けて回りました!

Toiro
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効率的に回れるように考えました!

2日目に巡った寺院

ワット・マイ→ワット・ワット・プー・カオ・パーポンパオ

3日目に巡った寺院

ワット・シェントーン→ワット・セーン(セーンスッカラム)→ワット・ヴィスンナラート→ワット・マノーロム→ワット・タート・ルアン→ワット・パバートタイ

ルアンパバーン観光の寺院(お寺)巡りはレンタルサイクルが便利♪

ルアンパバーンは小さな街なので、歩いてめぐる事も可能ですが、何せ暑い…体力温存のするなら自転車がおすすめです。私何日かに分けて寺院巡りをしたので全て徒歩で廻りましたが、ここは徒歩じゃなかった…という遠いところもあったので、自転車という選択肢があった方がいいかなと思いました。
街中には至る所にレンタルサイクル・バイク屋さんがあったので、使いやすいところで借りるのがおすすめです。

Toiro
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自転車の1日のレンタル料は、1万5千~2万Kip(約188~250円)ぐらい!

ちなみに、レンタルサイクル屋さんで自転車を借りる場合、
新しい自転車を選ぶ
マウンテンバイクよりママチャリがベター
です。

結構いろんな種類の自転車を置いているレンタルサイクル屋さんが多いのですが、ちょっと年季の入った自転車もあります。観光中にパンクしたり、チェーンが外れたら…手で押さなきゃいけないので、めちゃくちゃ重労働…女子ひとりには辛すぎるので、新しめなママチャリがおすすめです。(マウンテンバイクも同様にチェーン外れるリスクがあるから!)

【ルアンパバーン観光の寺院巡り】それぞれの寺院の特徴

ワット・マイ


拝観時間:8:00~17:00
拝観料:20,000kip

ルアンパバーンの中で最も美しい寺院の一つと名高い「ワット・マイ」。1788年に建設が始まり、70年もの年月をかけ完成しました。

Toiro
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正式名称は「ワット・マイ・スワンナプール・アハーン」。アハーンて…かわいい笑

マイは新しい、スワンナプールは黄金の国、アハーンは美しい。という意味だそう。ラオスの仏教芸術が最盛を誇ったころを彷彿とさせるような美しい寺院です。

Toiro
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タイのスワンナプール空港のスワンナプールも同じ意味だそう!タイのスワンナプール空港は即位60年を迎えたプミポン国王陛下が命名されたんだって。

屋根は五重に折り重なっている古典的な「ルアンパバーン様式」というそうで、屋根に限るとルアンパバーン観光で最も有名な寺院「ワット・シェントーン」より美しいとの評価もあるとか!

何回も改築があり、1960年には本堂正面に「黄金のレリーフ」が制作されました。これは仏教の輪廻を表現していて、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」をモチーフにしているそうです。

これが「ラーマーヤナ」の物語が書かれた壁画。キラッキラ!!

本堂には可愛いサイズの大仏さん。

境内にはボートが置かれています。これは4月と9月にあるお祭りの時に使うそうです。

ワット・パー・ポンパオ


拝観時間:8:00~10:00,13:30~16:30
拝観料:無料

市内からはちょっと遠いところにあり、ルアンパバーン国立博物館からだと歩いて40分程度かかります。市内から見ると、丘の上の森からひょっこりとのぞいているような黄金の仏塔が「ワット・パー・ポンパオ」です。独特な八角形のデザインが特徴です。

「ワット・パー・ポンパオ」はミャンマーの有名なシェエダゴーン・パゴダをモデルにして作られ、地元の人々の寄贈により、1988年に開山し、完成までに30年もの年月をようしました。

各階には様々なデザインの仏像が安置されています。


2階のテラスからはルアンパバーンの街並みを望むことができます!

ワット・シェントーン


拝観時間:6:00~17:00
拝観料:30,000kip

世界遺産の街「ルアンパバーン」のシンボルとされてる、ルアンパバーンで一番有名な寺院です!

1560年にセーターティラート王によって建設されました。ラオスの全ての人の中で最高級の美しさを誇ると称され、かつてはビエンチャンの商人チャンターパニットの自宅がありました。

Toiro
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ワット・シェントーンはチャンターパニットさんあってのお寺!

チャンターパニットさんはある日、「北部に塩を運ぶと幸せになるぞ〜」っという夢を見たそうです。「金持ちになれるんだったらやーろお!」と思ったチャンターパニットさんはルアンパバーンに塩を運ぶ商売を初めて、夢の通りお金持ちになったそうです。セーターティラート王は「チャンターパニットさん塩めっちゃ持ってきてくれてありがとう!」ということで、この場所に「ワット・シェントーン」を建てたとか。

Toiro
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当時はめちゃくちゃ塩が貴重だったんでしょうね〜

ワット・シェントーンの見どころ

本堂


「ルアンパバーン様式」と呼ばれるスタイルの屋根は優雅ながら大胆に湾曲した姿が特徴です。「ルアンパバーン様式」はビエンチャンの寺院よりも緩く、東側に向かって3段、西側には1段の屋根が折り重なり、計9段で屋根が構成させています。

壁面は黒色に塗られ、伝説上の動物たちが描かれてます。

1960年に職人たちの手によって描かれた「マイ・トーン(黄金の木)」は、かつてここに立っていたと伝えられる、高さ160メートルもの大樹がモチーフになっていて、仏教に関する物語がモザイク画で描かれています。

北の壁面にあるのは、ヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」。
堂内の水道管につながっていて4月のラオス正月では水が流れ出て、それを求め多くの人が集まるそうです。

本堂周辺の木の根元に鎮座する虎などの動物は、ラオスの寓話に登場するものと言われています。

レッド・チャペル(赤堂)


1569年にセーターティラート王によって寝仏が搬入された小さな祠です。1957年にブッタ誕生2500年を記念して、ピンク色のモザイク画で彩られました。

立像堂


本堂に隣接する祠で、正面は色とりどりのガラス装飾が施されています。内部は仏教伝説に登場する半鳥人のキンナリーが安置されています。

霊柩車庫


1960年のシーンサワンウォン王のお葬式で使われた、金色の龍をモチーフにした霊柩車が収められているそうです。

Toiro
Toiro
めちゃくちゃド派手な霊柩車…盛大なお葬式だったんだねぇ

ワット・セーン(セーンスッカラム)


拝観時間:8:00~17:00
拝観料:無料

ガイドブック等には「ワット・セーン」とありますが、Googleマップだと「ワット・セーンスッカラム」と出てきます。

1714年にキサラート王の時代に建てられました。1930年と1957年に打った生誕2500年を記念して改修がされ今の姿になったそうです。

元々はタイ様式のベースだったものを、その後の改修で塗り直し、今のテラコッタ色の可愛らしい色彩になったとのこと。

境内にはボートが置かれているのですが、これはメコン川に近い寺院には共通して置かれているものだそうです。

ワット・ビスンナラート(ヴィスンナラート)

拝観時間:7:30~18:00
拝観料:20,000kip

1512年にビスンナラート(ヴィスンナラート)王の時代に建てられました。当時は山から切り出した約4000本の材木を使って、12本の柱に支えられた高さ30メートルにも及ぶ豪華な木造建築だったそうです。

Toiro
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この直立している仏像は雨乞いのポーズだそうです。日本とは違うんだなぁ

19世紀のウンカム王の時代に、1887年中国・雲南のホー族の侵入で破壊されてしまいましたが、1898年サッカリン王によって建て替えられ現在にいたります。

別名「ワット・マークモー(すいか寺)」とも呼ばれており、すいかを半分に割ったかのように見える本堂と仏塔「タート・パトゥム」の高さは35メートルもあり、1505年ビスンナラート(ヴィスンナラート)王の奥さんが建立したと言われています。1914年の大雨によって破壊された時には、約140点もの金銀宝物類が見つかったそうです。塔はその後、1932年に改築され現在の姿になりました。

ワット・マノーロム


拝観時間:8:00~17:30
拝観料:無料

サームセンタイ王の位牌を納めるために息子のファーグム王が建設したと伝えられています。

ラオスの標準的なスタイルの寺院で、1370年には高さ6メートル、重さ12トンにも及ぶ、銅製の仏像が半周されましたが、ホー族の侵入で破壊されてしまいました。現在の仏像は1919年に再建されたものです。

境内の金色の仏塔はビエンチャンのタート・ルアンをもして作られたもので、祭事などで使われます。

仏教の世界を描いた壁紙が色彩豊かで可愛い!

境内には懺悔小屋があるそうです。

Toiro
Toiro
お寺でも懺悔の制度あるんですね〜教会だけかと思ってました。

ガイドブックには載ってないけどとっても素敵な寺院

ワット・タートルアン


拝観時間:8:00~17:00
拝観料:無料

1818年にマンタトゥラート王によって建立された寺院です。1975年までは政府高官の葬儀と埋葬が行われていた由緒ある寺院とのこと。

口コミを見ると「個人的にはワット シェントーンに次いで見るべき価値のある寺院」という高評価も多い割に、「地球の歩き方」をはじめとするガイドブックにも載っていないこともあってか観光客の少ない穴場スポットです。

ワット・パバートタイ


拝観時間:8:00~17:00
拝観料:無料

ここはなんで有名じゃないのかわからないぐらい素敵でした。お寺の装飾も金ピカで豪華だったのはもちろんだったのですが、寺院の奥側に進むと大仏さまがいて、その先にはなんとメコン川!
そしてメコン川の手前には急な崖みたいになっていて、そこには座れる場所もありました。


人も全然いなくて、めちゃくちゃ穴場スポットでした♪

ただ、ルアンパバーンの公式サイトでもネット上で検索しても、このお寺の特徴などは出て来なかったので、どういう趣旨なのかは不明…

【ルアンパバーン観光】の寺院巡りはレンタルサイクルを駆使して楽しもう!

歴史の街【ルアンパバーン】には、見る価値ありな豪華絢爛な寺院がたくさんあります。私が行けなかった寺院ももちろんあり、街中をお散歩していたら偶然素敵な寺院との出会いがあるかもしれません♪

ルアンパバーンの街は小さいとはいえ、日中は11月であっても30度を超える常夏の国。体力温存のためにも、レンタルサイクルを駆使して、素敵な寺院巡りを楽しんでください。